多様な人材と多様な職場
鳥取県内の福祉施設、学校、病院、 自治体、地域包括支援センター、 社会福祉協議会といった、さまざまな場で たくさんの社会福祉士が 活躍しています。
地域包括支援センターで働く
利用者のその人らしさをどうやったら活かせるのか
鳥取西地域包括支援センター
社会福祉士 石田 浩朗
社会福祉士 石田 浩朗
利用者のその人らしさをどうやったら活かせるのか
所属組織での仕事や役割は?
地域包括支援センターに勤務しています。社会福祉士として保健師や主任ケアマネジャーと一緒に相談を受け付けて、高齢者の暮らしを住み慣れた地域でサポートしていきます。特に権利擁護を目的に、高齢者虐待への対応や、成年後見制度の市長申し立ての手続きを行っています。
今の仕事に就いた理由やきっかけは?
特に資格も持たず特別養護老人ホームの生活相談員をしていました。「足元を固めないと」と思い社会福祉士の資格を取りました。施設も多職種連携の場。利用者のその人らしさをどうやったら活かせるのかを、職員で一緒に考えていくようになりました。
現勤務先の地域包括支援センターには、所属している法人から「社会福祉士」として出向しています。
鳥取県社会福祉士会の魅力とは?
組織体制の再編で2018年度から保健医療委員会、地域社会・多文化委員会が立ち上がりました。会員のニーズをとらえて、現状に甘んじることなく真摯に対応される姿は、まさに「社会福祉士」が運営する組織だなと感じます。 鳥取県は他県より高い組織率とのことですが、県下の社会福祉士の方々ともっと会を通じて交流できたらと思います。
社会福祉士の魅力とは?
「社会福祉士としてあるべきか? ないのか?」と日々自分が行っていることについて判断基準があるところです。悩んだら「倫理綱領」を読むようにしています。
これから社会福祉士として、取り組んでいきたいことを教えてください。
スーパービジョンに取り組んでいきたいと思います。社会福祉士として行動するための、メンテナンスのような機能と勝手に解釈しています。スーパービジョンを会員相互で行える環境づくりがこれからできていけば良いのかな…と、漠然ですがそう感じています。