多様な人材と多様な職場
鳥取県内の福祉施設、学校、病院、 自治体、地域包括支援センター、 社会福祉協議会といった、さまざまな場で たくさんの社会福祉士が 活躍しています。
障がい者施設で働く
その人らしい生活をいかに実現していくか
社会福祉法人もみの木福祉会
理事長 足立 修栄
理事長 足立 修栄
その人らしい生活をいかに実現していくか
所属組織での仕事や役割は?
もみの木福祉会は白砂青松の弓ヶ浜半島のほぼ真ん中、富益町に昭和43年開設された、障がい福祉サービス事業所です。平成30年5月に創立50周年を迎え記念式典を終えたばかりです。時代のその時々の求めに応じ、障がいのある人たちの居住支援、生活支援、就労支援、相談支援そして家族支援と取り組んできました。
今の仕事に就いた理由やきっかけは?
縁あって全く異なる分野から障がいのある人たちにかかわるようになって、随分長い時間が経過しました。日々のかかわりの中で、障がいのある人たちへの対人援助のスキル、権利擁護、チーム支援、あるいは社会参加と地域社会との連携等幅広い見識の必要性を感じ、社会福祉士の資格を取得し、その後鳥取県社会福祉士会に加入し、ぱあとなあの一員としても、知的障がいのある人の後見活動にかかわり始めました。
鳥取県社会福祉士会の魅力とは?
自分の意見や想いを他者に伝えることに困難をかかえる人達の意思をくみ取り、その人らしい生活をいかに実現していくか、大変重いテーマですが日々の仕事の中で、あるいは会員の皆さんとの事例検討会や他の専門職との学習会等を通じ刺激を受けながら学んでいます。
これから社会福祉士として、取り組んでいきたいことを教えてください。
障がいのある人たちを取り巻く環境整備は十分かどうかは別にして次第に整いつつあります。他方、福祉の広がりや複雑で多様な課題解決に向けていかに取り組んでいくべきか、地域社会の一員としていかに行動すべきか課題は尽きません。何かと力不足ではありますが会員の皆さんをはじめ多くの関係機関の人達と連携しながら前に進んでいきたいと思います。